質問 「2-3ゾーンの攻め方」

2-3ゾーンの攻め方をおしえてくださいm(_ _)m

2－3はですね、まず空いているエリアが左右の45°になります。

トップのPGからボールを左右に落とします、そこでもう穴があるので打っても良いですが、DFも当然分かってますからマークが寄ってきます。



そうするとハイポストあたりがエリアが出来ますので、そこにPFやCなどがボール貰ってシュートでもいいわけです。



まとめると、空いている場所から攻めていく・・そんな感じだと僕は思います＾＾

ちなみに3－2ならコーナーですね♪

2-3ゾーンの攻め方、と言うか。

とっしーさんの言う攻略法って外ありきの戦法ですよね？

つまり外が入らないとゾーンは攻略出来ないって感じるんですが（自分の感じた事で実際は違うかも知れませんが）

空いてるところから攻めると言うのはそのとおりだと思いますが、ゾーンの攻略ってその「空いてる所」をどうやって作るか、ではないでしょうか？

自分の持っている知識から引っ張り出すとＯＦはトップに１人、片方のサイドの４５度とコーナー、それとハイポに陣取って強制的なアウトナンバーを作る事から始めてフリーの場所を作る。

逆サイドの１人は飛び込みや３Ｐのチャンスを狙う、と言う所なんですが…この知識って古い考え方なんですかね？

自分はこれしか知らないです

2-3に限らず、ゾーン攻略は中を割ってなんぼです。

ゾーンはどの陣形であれ「スリット」と呼ばれる隙間を攻めて行く事が重要です。ハイポストを取ること、45度を狙うことですね。

フロントにエントリーしたらまず狙うべきはハイポストです。厳密にはＴポスト。ここにボールが入れば必ずDFはよってきます。寄らないなんてのははっきり言って「は？笑」というほどなので間違いなく中にDF縮まります。縮まったら次は外が空きますね。外へリターン。これで一つのパターンです。

ハイポストにボールが入らないなら、ウイングにパス、ハイポストにいたプレイヤーがダウンしてミドルポストへ。受けられればそこはスリットですからDFは寄ります。どこが寄るかによってパスアウトするのが逆サイドかトップかも変わります。

ミドルポストで受けられなければ？45度へのカッティングです。ゾーンはボールに対し、エリアで守るDFですから必ずワンチェック入ります。そうするとTポスト付近にもスペースが空きます。逆サイドからのカットインですね。

ワンサイドOF、いわゆるオーバーロードもゾーンには効果的です。トライアングルOFも非常に破壊力がありますね。

もう一つ大事なのはディープコーナーをしっかり使い、DFの「目線」を変えてやることが大きなポイントです。これはゾーンに対してはかなり意味合いが強く、DFのアングルを変えることができるか否かで崩せるかどうかが変わると言ってもいいでしょう。

2-3はゾーンの中でも外には弱いといえますが、外に対処できないわけではありません。逆に外に偏りを作らせてワンチェックさえいければDFの戦略とも言えますしね。

ゾーンはオフボールの選手のペネトレイトとしっかりボールを飛ばし、DFを動かすことが大事です。中をやられまくることほど、ゾーンを組んでいる意味がなくなることはありません。

それと、これはマンツーに対しても言えることですが、一度に何人も動かないことです。三人、四人、五人とみんなが同時に動いてしまってはせっかくのスペーシングやカッティングが無駄になります。OFはシンプルに。ボールに近い選手から動いていくこと、こうすることで逆サイドも効果的に使うことができますよ。

中、外議論が白熱しているので、ちょっと別の視点から。ゾーンを攻める時は、いかにディフェンスを動かすか、ということです。2-3の肝は3の真ん中をいかに動かすか、ということになります。

1つの例ですが2ガードポジション+ハイポストなら、3の真ん中がハイポストにケアしますね？そうすると左右どちらでも2vs1の関係が作れます。こうすれば、カバー&カバーでDFは対応しなければいけないので、必ずスキが生まれます。

ゾーンに限らず、こういったDF側が嫌なことを考えてチームとして決まりごとを作るのが良いのではないでしょうか？

あくまで一例であり、ゾーンを攻略する術はいくらでもあります。

ボールを飛ばせば目線が変わる、外から狙えばDFは開く、中を取っていけばDFは縮まる、人が動けばDFは動く、目線が変えられればDFの死角が増える…

ゾーンの種類、マンツーマンかどうかではなく、そういった考えを持ちバスケットをする、リズムやバスケットIQも非常に大切ですよ。